公園

袋井公園南(徳島市鮎喰町2丁目)徳島県指定文化財にも登録された袋井用水水源地

袋井公園南(徳島市鮎喰町2丁目)徳島県指定文化財にも登録された袋井用水水源地

徳島市鮎喰町2丁目に「袋井公園南」という小さな公園があります。

用水路の側にあり、ベンチに座りながらのんびりと過ごせそうな穏やかな公園です。(多分)

袋井公園南のようす

鉄棒やブランコなどの遊具

結構背の高い鉄棒が用意されています。

大人でも真剣に鉄棒の練習が出来ますね。そういえばyoutubeで見ましたが、シルクアンドソレイユの劇団の人がコロナの影響で劇ができないので練習したいんだけれど背の高い鉄棒がなかなか見つからないって言ってました。

当然、サーカスの人が使うには低い鉄棒ではありますが、運動不足解消程度の運動であれば十分そうです。

川辺でお話ししながらブランコを漕ぐなんて、なんだかとても素敵ですよね。

この辺は高校生も多いので、カップルなんかはいっぱいお話しできそうですね。

たまたま通りかかっただけで、普段どういった人が集まり、どういった人が何をしているのかなどは分かりませんが、きっと近所の人の憩いの場となっているのでしょう。

ここでバーベキューをする人が多いのでしょうか?

「バーベキュー禁止」と書かれています。

徳島県指定文化財史跡の袋井用水水源地

江戸時代の中期まで、旧島田村・庄村・蔵本村等の300ha(約300町歩)は水利の便がないために、農民は耕作に苦労していた。

名東郡島田村庄屋佐藤吉左衛門(後に楠藤と改姓)は元禄5年(1692年)に請願し、翌年許可を得て着工し、元禄12年(1699年)に心血を注いで完成した。

現地看板より

すごいですね。吉左衛門という方が7年をかけて作り上げた袋井用水。

当時でいえばヒーローだったのではないでしょうか。

こういった先人たちが作り上げてきた文化が、言われないとほとんど気付かれない位置にポツンとあるわけです。

身近にある当たり前の光景ですが、なぜそこにそれがあるのか?

どのような歴史で今そこにそれがあるのか?という事を考えるのもまた面白いですね。

周辺に咲く花たち

公園の中にはこのように黄色やオレンジの花がすごく綺麗に咲いていました。

綺麗ですね。

公園の中ではありませんが、名東や鮎喰のあたりには色々な花が咲いています。

散策するのも気持ち良いですよ♪

袋井公園南の概要

住所 〒770-0046 徳島県徳島市鮎喰町2丁目55−36